名古屋市名東区の内科・外科
いはら内科外科クリニック

診療のモットー
まずはこちらから話しかけてリラックスしていただく。その後患者さんの話をじっくりと聞く。それが全てかもしれません。

患者さんは病気や何か不安なことがあって来られます。リラックスしていただけるようにまずはこちらから話しかけるようにしています。患者さんの話には大事なサインが隠れている場合も少なくありません。それを見逃したくない一心で、少しでも多くの話を伺えるよう慎重にかつじっくり時間をとらせていただいています。そのなかでいつの間にか笑いが出たり、ホッとしていただいたりするので、診療時は電子カルテではなく患者さんの表情をみるように心がけています。

もともと私が話し好きな性格だからか、よく通ってくれている患者さんとは近所づきあいをするような感覚で仲良くおしゃべりをしたり、時には手作りの梅干しなどいただいたりすることもあります。そういった関係性の中での世間話、家族のこと、仕事のこと、恋人のこと、雑談の中から、いつもとの違いに気づくことがあります。いつもを知っているからこそ何かおかしいと直感が働くこともあります。その直感になんども助けられています。地域の皆さんに馴染みながら、病気やからだのことについて気軽に相談できて少しでもホッとしていただけるようなより良い医療の提供を今後も目指していきたいと思います。

地域の『相談の窓口』として
どんな症状でもまずはお気軽にいらしてください

よく「何が専門ですか？」と聞かれますが、「外科医ですが今は何でも診ますよ」とお答えしています。大学卒業後19年間血管外科医、消化器外科医としてさまざまな手術や術前術後の全身管理、また、がんの治療や術後の患者さんのフォローを行ってきました。外科医に必要な手先の器用さ、それに瞬時の判断力。また体力面、精神面のタフさを培いました。多くの患者さんと出会い、おひとりおひとりと向き合いながら多くのやりがいを感じながら働いていました。開業医だった父の影響もありいつかは自分もと開業を目標にし、開業前の2年間は一宮市にある在宅医療にも力を入れている内科クリニックに勤務しました。診療科目の枠を越え患者さんを総合的に診られるかかりつけ医の重要性、患者さんやご家族の思いをしっかりと聞きどのようにしていったらいいか一緒に考えることの大切さを感じました。

これまでの知識と経験そして人脈を生かし、患者さんを総合的に診られるクリニックを目指しています。不定愁訴で「あちこちが痛い」「どの科にいったらいいか困っている」方にもまずは人間ドックのような感覚でこちらでできる診察・検査を行ったうえでその後の治療方針を提案したり、専門医の治療が必要な時には迅速に専門の医療機関に紹介させていただく『ご相談の窓口』としてもお役に立ちたいと思っています。

近隣の整形外科や耳鼻咽喉科などのクリニックや、名古屋第二赤十字病院、愛知医科大学病院、東海病院といった基幹病院としっかりとした連携をとり、必要に応じてご紹介しています。また、この地区は転勤族の方も多く、時には「歯科はどこがいいですか？」などと聞かれることもありますが、その場合も頼りがいのある歯科を紹介していますよ。

しっかりとした連携をとる理由
抱えているお悩みを一日でも早く解消していただきたいから

地域の診療所や基幹病院としっかりとした連携をとっているのは、ここですべてのお悩みを解消することが当院のモットーのひとつでもあるからです。

必要があれば、できるだけ早く対応していただけるように連携している医師に連絡をし、予約までおとりするようにしています。患者さんがご紹介した先の病院で元気になられて、戻ってきたときに笑っているのが何より嬉しいです。一度診た患者さんのことはいつも気にかけ、患者さんの笑顔のためにできる限りのことをすることが私の務めだと思っています。